インコスブログ~インターコスモスの集客コラム~

アイキャッチ効果の高い看板の共通点

アイキャッチ効果の高い看板の共通点

デザインはそこまで重要ではない!?
令和時代の「目立つ看板」はアイデア勝負

 「目立つ看板」と聞いて、皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょうか?

 話題になった屋外広告やLEDビジョンをはじめ、展示会で注目を集めたディスプレイ、個人飲食店の面白サインなど、その良い例はたくさんあると思います。スマホの普及によって、それら「目立つ看板」が世界中に拡散されるようになった現在、ネットワーク上の“バズり”は、広告効果を検証するひとつの大きなファクターになっています。

バズる広告イメージ

 それでも、狙って“バズる”看板を生むのは簡単ではありません。それは単に、視認性が低いから、デザインが良くないから、という話でもありません。例えば、「赤は興奮作用がある」「緑はリラックス効果を持つ」「青は食欲減退につながる」など、色彩心理学で古くから言われている小手先のテクニックもあるものの、スマホを見ながら下を向いて歩く現代人にとって、デザインの良し悪しははっきり言って二の次だからです。まずは能動的に見てもらわなければ、スタートラインにすら立てない。まずは上を向いてもらうためのアイデアが必要になりました。

 重要なキーワードは、ずばり「アイデア」と、それをいかに「補完」するか。アイキャッチ効果の高い広告とは何かを、改めて解説していきたいと思います。

悩むハリマくん
ハリマくん

目立つかどうかはアイデア勝負…!でもぴったりのアイデアをひらめくのって、意外と難しいんだよね~

人を振り向かせるために求められる
シンプルな演出で、相手の目を引く方法とは?

 まずは、アイデアによってバズった分かりやすいアナログの広告展開をいくつか紹介しましょう。例えば、2021年5月にオープンした「くら寿司 高田馬場駅前店」のお話です。【詳細】別タブで開く同店は、開店の半年以上も前から、駅前のビルに店舗看板を設置。看板はあるのに、実店舗はない不思議な状態が長らく続き、SNSを通して話題を呼びました。結果オープン後には、コロナ禍でありながら多くの客層を獲得。何の変哲もない看板が、認知を広げるのに一役買いました。

びっくりするハリマくん
ハリマくん

お店がないのに看板だけ先に出しちゃうなんて大胆!つい、つっこみのつぶやきをしちゃいそうだね。

 “何の変哲もない”という話で言えば、2023年3月に東急東横線の車両で展開された、明治の交通広告も面白かったです。【詳細】別タブで開くそのビジュアルは、なんと白一色。パッと見ただの白紙にも見える広告で、新発売のミルクアイス「明治 Dear Milk」をPRしていました。意外性で話題をつくるのはもちろん、商品コンセプトの「原材料・乳製品のみ」を表現に落とし込んだ、見事な演出でした。

真っ白な明治のアイスの広告
真っ白な広告の隅に質感で浮かぶ文字 出典:看板経営.com
拍手をするハリマくん
ハリマくん

広告が真っ白だとびっくりして、ついじっと見てしまいそう!そしたらうっすら文字が印字されているなんて、気づいたら感動しちゃうかも!

 情報が常に飛び交っている今の時代、一体どんな演出が評価されるかは、誰にも断言できません。だからこそ、まずは常識に縛られないアイデアが大切。前述したくら寿司も明治も、いずれも演出自体は簡単なものです。

 とはいえ、そんな画期的なアイデアを思いつくのは簡単ではないでしょう。しかし、心配はいりません。アナログ広告を視認してもらうために必要だった「アイデア」という部分を、設置するだけで補完できる商材が世の中にはたくさんあるのです。

 それを実現できるイチ押し製品のひとつが、ポスタータイプでありながら、13色の光と4つの発光パターンで多彩な演出を可能にする「LEDレインボーパネル。一見普通のポスターに見えるものの、縁を彩るカラフルなLEDと内照バックライトパネルによって強制的な視線誘導ができる製品です。サイズもA4から大型のB0まで全14種と豊富で、用途に合わせて選択可能。ビスを回すだけでポスターを交換できる利便性も嬉しいポイントですね。

LEDレインボーパネル
LEDレインボーパネル

 また、風で吹き上げた布にハイパワーLEDライトを照射させ、火を使わずに燃え盛る疑似炎を再現できる「LEDファイヤーフレイムもおすすめです。赤色だけでなく、青や緑といった単色やグラデーション等のパターンが20種以上と多彩で、リモコンひとつで簡単に操作できます。屋内ステージやアミューズメント施設に複数設置して火柱をいくつも立たせたような迫力ある演出ができれば、それだけで多くの人の目を引く演出となるでしょう。

LEDファイヤーフレイム
LEDファイヤーフレイム
サムズアップするハリマくん
ハリマくん

LEDの光や動きで目線を集めるのも、アイデアのひとつだよね!

アイデアに代わる演出でバズりを生む!?
デジタルサイネージならではの可能性とは

 人に見てもらう広告や看板をつくるためには、「アイデア」やそれに代わる「商材」が需要だと、繰り返しお話してきました。だからこそ、インパクトのある訴求ができるデジタルサイネージは、やはり時代の需要とも合っていると言えます。先ほど紹介した商材と同様に、音や映像で「アイデア」の部分を補完し、強制的に視線誘導できるからです。

親指を立てるハリマくん
ハリマくん

確かにデジタルサイネージは音や映像で「アイデア」を補完できるね!映像を替えるだけで新しいアイデアもさくさく試せちゃう♪

 もちろん、そもそもの立地も何より大切。JR東日本の電車内で放映しているデジタルサイネージ「トレインチャンネル」は、2002年に登場して以降、今なお人気のビジョンとして、現在では独自のテレビ局を開設するまでに成長しています。【詳細】別タブで開くそのアイキャッチ効果が高い理由は、電車内で座っている人の目に入りやすいという、至ってシンプルなものです。同じ理由で、タクシーのなかのデジタル広告も、2021年のコロナ禍で電車の利用者が減少した影響により一気に増加しました。

電車扉上で放映されるトレインチャンネル
電車内で放映するトレインチャンネル 出典:看板経営.com

 さらにそのデジタルサイネージに、他の商材と組み合わせたアイデアや目的意識が加われば、まさに鬼に金棒です。例を出すと、コンビニ内に設置したビジョンで配送ドライバーの求人を行ったところ、前年比の5倍も応募が集まったという話もありました。【詳細】別タブで開くほかにもパチンコ店には、稼働率を上げたい機種のPRを目的としたビジョンが、よく設置されていますよね。

 近年は、光の残像現象による立体映像と、臨場感溢れるサウンドを同時に体験できる当社のLEDディスプレイ「ZANZO SOUND+」シリーズを活用し、3Dと音を組み合わせた訴求を行うユーザー様も増えています。壁や柱、梁などに取り付けたり、オブジェやパネルと組み合わせたりなど、今までにない斬新な告知もできると、大好評の声をいくつもいただきました。

ZANZO SOUND+
ZANZO SOUND+
うきうきのハリマくん
ハリマくん

ちょっと変わったデジタルサイネージ、面白いアイデアがどんどん湧いてきそう~♪サイネージと他のディスプレイと組み合わせるとアイデアは無限大だね!

 「どうすれば人の心に残るものができるのか」。令和時代の今、そんな視点で、有用なコンテンツを模索していきたいですね。

 ※各商品の詳細スペックや設置方法、コンテンツの作成方法などのご相談については、下記へお問い合わせください